…………………(2019年07月24日)
ドラッカーの「予見」
2017年11月4日
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(目次)
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「ネクストソサエティ」という本
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ドラッカーの「予見」
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………background music………
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………background Performance………
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産業革命
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初期の蒸気機関~内燃機関
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世界観を変えた鉄道
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映画「チキチキバンバン」
「ネクストソサエティ」という本
2階にある以前の自室には
若い頃に買い集めたまま
あまり深く理解する事もなしに
放置されている本が
多分1000冊以上積み上げられている
のだが、
先日
このブログを書く必要に迫られて
その中から有用と思われる本を
引っ張り出して真剣に読み直してみて
衝撃を受けた著作が幾つかある。
ピーター・ドラッカーが92歳の時に上梓
した遺作「ネクストソサエティ」も
その一つである。
今回、改めて精読して
凄い本だ、
凄い事を言っている、………と感じた。
この本は
1997年から2002年にかけて
ドラッカーが
各種雑誌に寄稿した論文を収録したものだ、
………という。
今から15年前の2002年に出版されている。
いつ買ったのかは覚えていない。
最初に読んだ時には
多分、これと言って感じる事もなかった本
なのだ、………と思う。
上述した様に………
それが、このブログを書く必要に迫られて
改めて読み直して
非常に強い衝撃を受けたのだった。
そこに書かれている予言が
現在の我輩が悩んでいる問題に対して
余りにも鋭く深い示唆に満ちていたからだ。
以降は、
この本に対する多くの人々の書評や感想文を
内容の濃いものから順に幾つか御紹介して
おきたい。
………………………………………………………
2013/04/29 川嵜昌子
【学習記録】ネクスト・ソサエティ
ドラッカーが
「資本主義よりも自由市場経済を支持する」
と述べた理由
UBブックレビュー
「ネクスト・ソサイエティ」についてのメモ
………………………………………………………
多くの人々の短い感想・レビュー
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要約的な感想文…1
要約的な感想文…2
要約的な感想文…3
要約的な感想文…4
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ドラッカーの「予見」
この本に
私がショックを受けた部分は幾つもある
のだが、
最も大きかったのは
「産業革命」と今日の「IT革命」の
類似性を指摘して
ドラッカーが言っている次のような言葉。
………………………………………………………
今日「IT革命」は「産業革命」に於ける
1820年の段階にある。
………
ジェームズ・ワットの蒸気機関が産業用
として初めて綿紡績に使われた1785年から、
およそ40年が経っていた。
………
「IT革命」に於いて、
「産業革命」に於ける蒸気機関に
相当するものがコンピューターである。
いずれも革命の導火線であり象徴である。
………
………
今日の「IT革命」ほど進行が早く、
大きなインパクトを与えるものはない、と
誰もが思っている。
………
しかし、
実際には「産業革命」もほとんど同じ速さで
進行し、ほぼ同じ大きさのインパクトを
与えた。
18世紀から19世紀にかけての最も重要な
製造製品である繊維の生産をはじめとして、
製造プロセスのほとんど全てを機械化した。
(本書72ページ~73ページの一部分を引用)
………………………………………………………
………以上の前提を含む
幾つかの前提条件から類推して
ドラッカーは
今後の世界および人類・社会に生じる
であろう様々な現象についての
予言を行っているのだが、………
そういう風にして
15年前に行ったドラッカーの予言が
今日現在の私達の上に生じている現実を
ピッタリと言い当てているのだ。
もちろんドラッカーは預言者ではない。
90年以上に渡る人生経験、
特に1933年からの72年間に及ぶ経済界との
深い関わりから得られた実際的な体験
によって身に付けた知見が
彼の「予言」………というより「予見」を
支えているのである。
「予言」……ではなく「予見」である。
ドラッカーにしてみれば
今後の世界および人類社会に対する
「予見」は
「犬が西向きゃ尾は東」………という
ような話なのだ。
つまり、
そこに至るまでの状況分析からすれば
そうなるのが当たり前の帰結だ、
という事に過ぎないのだから、
予言などと言われたら
多分、今頃は天国にいるはずの
ドラッカーは気を悪くするに違いない。
………background music………
&
………background Performance………
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産業革命
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解説
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★イギリスの産業革命★
………
★産業革命の影響★
………
産業革命(画像検索)
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再び「ネクストソサエティ」からの引用
………
ムーアの法則によれば
IT革命の基本財であるマイクロチップは
一年半で半値になっていく。
………
産業革命で生産が機械化された製品にも
同じことが起こった。
綿繊維の価格は、18世紀の初めから
50年で9割安くなった。
その間、生産量はイギリスだけで150倍に
なった。
………
繊維製品ほど目立たなかったが、
紙、ガラス、皮革、レンガの生産も
機械化された。
その影響は消費財にとどまらなかった。
たとえば、鉄鋼や鉄製品が蒸気機関の力
によって機械化され、コストと価格を下げ、
生産量を伸ばした。
ナポレオン戦争が終わるころには、
銃器の生産にも蒸気機関が使われた。
生産のスピードは20倍になり、
コストは3分の1に下がった。
………
わずか40~50年の間に、
工場と労働者階級が生まれた。
1920年代には、
統計的にはたいした数ではなくとも、
杜会心理的にはきわめて大きな存在に
なった。
やがて、政治的にも侮れない存在になった。
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初期の蒸気機関~内燃機関
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蒸気機関の歴史
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★ニューコメンの蒸気機関★
………
★ワットの蒸気機関★
………
★ワットの蒸気機関★
ワット蒸気機関の革命点
★ワットの発明(英語)★
日本語への自動翻訳あり
↓
★初期の内燃機関(エンジン)★
………
★昔の内燃機関(エンジン)
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世界観を変えた鉄道
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再々度「ネクストソサエティ」からの引用
………
やがて、1829年に鉄道が現れ、
世界の経済と社会を一変させた。
………
鉄道こそ
産業革命を真の革命にするものだった。
経済を変えただけでなく
心理的な地理概念を変えた。
………
人類が、初めて本当の移動能力を得た。
初めて普通の人の世界が広がった。
しかも、その結果生じた世界観の変化は、
ただちに広く認識された。
………
フランスの歴史家フェルナン・プローデルの
「フランスのアイデンティティ」によれば、
フランスを一つの国一つの文化にしたものが
鉄道だった。
それまでフランスは政治的には統一されて
いたものの、自己完結した地域の集合体に
すぎなかった。
アメリカの西部開拓が鉄道によるもの
だったことは、いまでは常識である。
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★トレビシック…1★
ついに走ったぞ!5トンの巨体
………
★トレビシック…2★
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★ロケット号★
解説(Wikipedia)
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★初期の蒸気機関車★
………
★機関車大追跡(サイレント映画)★
★吹奏楽曲「機関車大追跡」★
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列車と子供
★誕生日に初めて出会った列車★
………
★お父さんが運転している列車…1★
★お父さんが運転している列車…2★
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外輪船
★小型船★
★大型船…1★
★大型船…2★
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自動車
★ギニョーの蒸気自動車★
★蒸気トラクター★
★蒸気トラック★
★蒸気乗用車★
………
★ベンツの自動車★
★フォードTモデル★
★初期のバイク★
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映画「チキチキバンバン」
産業革命当時のイギリスを背景にした
アメリカのミュージカル映画
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紹介記事
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★オープニングレース★
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★チキチキバンバン★
………
★Me Ol’ Bam-Boo Scene★
ミーオールバンブー
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使い方と設定法
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★Chu-Chi Face Scene★
チューチフェイス
………
★Hushabye Mountain Scene★
ハッシャバイマウンテン
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