「貧困パワー」との闘い – 我輩は日本人である

前回の記事で私は
「フラット化する世界」が言っている
「世界がフラット化する」
………とはどういう事なのかを
想定している読者の方々に
実感としてイメージして頂く為に

このドキュメンタリー番組は
その辺りのメカニズムを
明確に実感させてくれている、……と思う。

現実的な経済活動の面からも、………
心理的な面からも、

要するに、

「世界がフラット化していく」という
巨大な歴史の流れの中で

中国を初めとする後進諸国の人々は
それまでの生活から考えたら
願ってもない
とんでもなく高賃金の仕事を大量に
獲得できるようになり

希望に目を輝かせ、
ギラギラした野心をむきだしにして
猛烈な勢いで前進しつつある訳で、………

日本を含む先進諸国の政府や人々は
その圧倒的な「貧困パワー」に
太刀打ちする術を見出せないままに
ズルズルと
右肩下がりの生活の潮流に流され続けて
来ている、のが現状なのだ。

………と私は感じており、考えている。

毎度の事ながら、
「狂気」を疑われる事を覚悟の上で申し上げる
のだけれど、………

「創造ネット計画」は

先ほども申し上げたような
私達
現在の日本人が陥っている無意識的な無気力状態を

………心理的な面からも
………現実的な経済活動の面からも、………
自覚し、理解し、把握し、消化し、
乗り越える事によって………

日本の未来を切り開く事を
目的とした計画である。

一方、
「このブログ」は

そのような「創造ネット計画」の
背景として存在する世界観を
可能な限り
分かりやすく面白く表現する事を目的としている。

それによって
私が想定している読者の皆様に
「創造ネット計画」の理想を実感して頂く事を
願いながら、………。

その理想を
読者の皆様に実感的にイメージして頂く事が
「創造ネット計画」を現実化する為の第一歩だ
………と考えているからだ。

先ほど私は

日本を含む先進諸国の政府や人々は
急成長を始めた後進国の人々の
圧倒的な「貧困パワー」に
太刀打ちする術を見出せないままに
ズルズルと
右肩下がりの生活の潮流に流され続けて
来ている、のが現状だ。

………と申し上げた訳だけれど、………

後進国の人々の「貧困パワー」と闘う為には
彼等の「貧困パワー」と同じ土俵で
勝負しようとしている現在の考え方から
脱する必要がある、………と私は考えている。

「貧困パワー」とは
純粋に経済的な欲望そのものから
自然発生的に生じてくる凄まじい底知れない
人間のエネルギーだ。

私達「先進国」の人間も
かっては、そういうエネルギーに満ちて
希望に目を輝かせ、
ギラギラした野心をむきだしにして
猛烈な勢いで前進した頃もあった。

………しかし、
今の私達は、そういうエネルギーを
失ってしまっている。

………ではどうすればよいのか？

………これが
日本の現状に対する私の精一杯の回答
であるつもりなのだが、………

今までの様々な経験から

この「狂気じみた」………と言うか
「常識外れの考え方」を
普通の健康な皆様に理解して頂くのは
殆ど絶望的なまでに困難な難題なのだ、………
………という事を思い知ってきた。

………しかし、
今年の6月から4ヶ月に渡って
「このブログ」を書き続ける努力を通じて
少しずつ、ほんの少しずつではあるけれど……
ひょっとしたら、………
という希望の灯火が見えて来つつある、
ような気がしている。

前回の記事を書いてアップした後の
私の心の動き、
………と言うか無意識の動きの中にも
その様な希望の兆しが生じている、………
ような気がしている。

………………………………………………………
………以上、

この記事の為に準備していた画像や
下記の
………background Performance………
を御覧頂けばお分かり願えると思う
………のだけれど、………

今日の文章は

この記事のタイトルとも
書こうとしていた内容とも
全く異なる記事になってしまった。

しかし、今の私は
これはこれで良いのではないか？
と思っている。

………それはともかくとして、

昨日の記事を書いてアップし終えた時点から
私の心身は
何か、一つの大きな山を越える事ができた
様な気がしている。

疲れている様な気もする。

………という事で
ここらで一休みさせて頂いて、

3日後の31日の深夜～11月1日の午前2時頃
から
現在の「今後の予定」というテーマで
記事を再開させて頂こうと思っている。