「英国王のスピーチ」

今週はデモトレードで負けまくっていた。
救いは「デモトレード」が怖くなくなった事だけ。
考えてみれば当たり前なのだけれど、いくら負けても実際の損害はゼロなのだという事が実感として理解できた。そんな事は分かっているはずなのに何故か今まで怖くて怖くてデモトレードにさえ入れずにいた。

FXに関する知識は十分以上持っている………と思う。例えば200以上あるこれらの動画は全て何回も何回も見て聞いて完全に理解できている、………と思う。それなのに今までデモトレードにさえ入れなかったのは私の心の無意識レベルが、そうする事を不可能な状態にあったからなのだろう。私にとって「デモトレード」はバンジージャンプのようなものだったのだ。

昨年か一昨年、母と一緒に「英国王のスピーチ」という映画を見ながら「どもり(吃音症)」について考えさせられた事があった。普通の人々が当たり前にできる話すという行為ができない英国王の物語。今の自分も同じようなものだと思う。文章を書いたり物事を考えたり理屈をこねたりする事は人並み以上にできる自信がある。しかし、………。

英国王(現在のエリザベス女王の父君)は艱難辛苦の末に立派なスピーチでイギリス国民にヒットラーと闘う勇気と希望を与える名君になるのだが、………。

まあ、こんなバカな事を考えているから今のようなバカな状況に私はいるのに違いない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。