ここらでちょっと一休み

昨日も述べたように、この日記を書き始めてから1ヵ月と少し。今の状態は「創造ネット計画」事業始動へ向けた作業のフローという面から考えれば当初の予定どおりだともいえる。しかし、「とんでもない事実」を世の中や自分自身の心の動きに対して気づかされたり発見させられたり思い知らされたりするなどとは書き始めた当初には予想もしていなかった。

………と言う事で、
ここらでちょっと(とりあえず1週間ほど)一休みしてみたい。
かっこつけて言うならこんな感じ………かな?

今の私が立っている地点

5月17日に最初の記事をアップしてから1ヵ月と少し。あの頃に何となく考えていた「創造ネット計画」事業始動へ向けた作業の概略はこんな感じだったのだが、………このフローで言うと今現在の私が立っている地点は

ブログ「創造ネット」……………………FX…………
……………………………
記事作成完了(基本的内容)……安定月収10万円達成(個人的課題)
…………………………………………………………………

↑ こんなところ以前

つまりこんな感じの、言わば「先進導抗」掘削中であるとも言えるし、こんな感じで淡々と進軍中であるとも言える。先の事は分からない。こんな感じでゲームが終わるのかもしれないけれど、………常識に拘らずに書きたい事を書きたいように書き、やりたい事をやりたいようにやっていこうと思っている。何の責任もなく誰からも期待されている訳ではない今の段階では特に、………。そうする事によって自分自身の心の底に存在するはずの「何か」に「何か」を問いかけ続けようと考えている。

生きるためだけに生きるつもりはない。

人生を幸せにするのは何? 最も長期に渡る幸福の研究から

昨夜「NHKのスーパープレゼンテーション」という番組で「人生を幸せにするのは何? 最も長期に渡る幸福の研究から」という講演を見た。「TED(テド、英: Technology Entertainment Design)」という非営利団体が行っている「TEDTalks」が無料配信している動画の一つだ。面白かったし考えさせられた。関連するリンクを以下に紹介したい(お勧め順)

「人生を幸せにするのは何? 最も長期に渡る幸福の研究から」
講演の動画(画面下の「日」マークを押すと日本語字幕になる)

「人生を幸せにするのは何? 最も長期に渡る幸福の研究から」でググって出てきたページの中で面白いと思った記事。

ブログ「フロリダであれこれ物思い」の筆者の紹介文
「人生を幸せにするのは人間関係」という研究結果がどうも腑に落ちない……というタケダノリヒロ君の意見

TED(テド、英: Technology Entertainment Design)………wikipediaの記事
TEDTalks………wikipediaの記事

スーパープレゼンテーション………wikipediaの記事
スーパープレゼンテーション………NHKの記事

「実はマイナス思考のほうが成功しやすい?」という議論の限界

すでに説明したように、この話は「『スタンフォードの自分を変える教室』の著者で健康心理学者のKelly McGonigal(ケリー・マクゴニガル)氏がGoogle社で『意志力』をテーマに行った講演の一部」であり、講演全体の骨子は「健康な意志力を維持する5つの戦略」である。その5つの戦略を要約すると以下のようになる。

1………意志力の生理的な部分を鍛えること。これは瞑想、睡眠、運動、そしてエネルギーを保てるような食事をとることで達成できる。
2………意志力の挫折を経験したとしても自分を責めないこと。
3………「未来の自分」といい関係をもつこと、未来のことをもう少し現実味を持ってとらえる。
4………成功を想像するのは確かに気分が良いことだけれど失敗についても考えるということ。自分がどのようなプロセスを踏んで失敗するのかよく考えること。
5………誘惑に襲われたときはその衝動をやり過ごすこと。

「実はマイナス思考のほうが成功しやすい?」という議論を含めて上記の話に異論はない。………けれども、この議論全体には或る限界がある。その限界とは「健康な意志力を維持しようとする『個人の意志力』そのもの」に対する考察がなされていない点にある。………というのが私の考え方だ。
ほとんどの人は「健康な意志力を維持しようとする『意志力』」を自分一人では生み出す事も維持する事もできない。それは、その人を包んでいる社会や集団や組織から与えられるものなのだ。

社会や集団や組織は時として深い部分から優しく暖かく個人の心を包み込む事によって「健康な意志力を維持しようとする『個人の意志』を鼓舞する。しかし、別の場合には残酷極まりないやりかたで「健康な意志」を個人に強制する。この記事この記事のリンク先の動画で例示したように、………。

旧制高等専門学校を卒業して日本陸軍伍長として兵役を終えた私の父は極めて健康で優秀で運のよい「兵隊さん」だったし、戦後は極めて健康で優秀で運のよい建設会社の「社員(兵隊さん)」だった。
父は「極めて健康で強い意志力」の持ち主だった。………けれども、その意志力は常に日本という社会・国家および彼が属している企業から与えられ、また或る意味では強制された「兵隊さんの意志力」だったと私は感じている。その事を父は漠然と自覚していたに違いない。………だから、大学を出た!私が「兵隊さん」を越えた士官になる事を密かに強く深く望んでいたに違いない、とも思っている。

………ここで話は一気に跳ぶのだが、………
或る程度以上の規模の事業や社会運動を興して発展させる事は「兵隊さん」には不可能な事だ、と私は考えている。それは「兵隊さん」の意志力にとって荷の重すぎる負荷だと私は思う。FXや投資・投機で或る程度以上の資産を築いてそれを維持する事も、………。

父の密かなる遺志を継いで「兵隊さん」を越える人間になる事が私に与えられている使命であるような気がしている。………それが可能な事なのかどうかは分からないけれど、その方向に向かって心の奥底から湧き出してくる訳の分からない心の動きは死ぬまで私を捉えて離さないに違いない。それが、この歳になるまで父の月給や年金に依存して生活してきたニートの成れの果てが負うべき当然の罰であり義務なのだと思う。進めるとことろまで進む他はない。「七人の侍」の全巻を見終えた夜に死んでいった父の軍の「兵隊さん」として。

バリー・リンドン(Barry Lyndon)

個人の意志を遥かに越えた人類・国家・企業・集団・・の意志について否応なしに考えさせられる動画
銃が発明されたばかりで命中精度が低かった時代はこんな戦争のやりかたが普通だった。「銃」を「コンピューター・情報機器」に置き換えれば現代の世界で起こっている事も同じだし、その中で生きている個人の心も同じだと思う。兵隊さんはつらいよ!

「創造ネット計画」の現状

もしもFXが「ギャンブルでなく確実に或る程度以上の利益を得る事ができる堅実な仕事」であるのなら(もちろんリスクを吸収する技術を前提として)、……例えば以下のような問題を克服した新しい社会を創り出す運動のモデルケースになり得ると思うのだが、主唱しようとしている私自身が「そうである可能性を」模索し検証し続けている、というのが「創造ネット計画」の現状。


ワーキングプア : アメリカからの警告 2007年5月放送
貧困拡大社会 : 相次ぐ若者の過労死 2012年10月放送
“新リストラ時代”到来!? 業績好調なのになぜ 2016年4月放送

浦島太郎………パート2

 
2002年の9月に父が死去して以来、最近までの14年間、NHK等の報道番組は全く見ていなかった。母の介護に集中していたのでテレビは母の好きな「歌謡コンサート」とか「宝塚劇場」とかの他はDVDで映画を見る為にしか使っていなかった(映画は4百本以上母と一緒に見た)。母の死後もテレビをみていなかった。
最近になってFXの相場転換を待つ時間にテレビを見るようになって来ているのだが、……やっぱりテレビが与えてくれる情報の量と質は凄いと思う。

そんな訳で、以前の記事で紹介した「鈴木さんにも分かるネットの未来」に書かれている事の詳細を知りたくて「youtube.com」にアップされているテレビ番組の動画を調べてみて驚かされた。2年ほど前の少し古い番組らしいけれど今の私は「浦島太郎………パート2」状態。
これからはテレビの情報も見逃さないようにしようと思う。

遅ればせながら私が驚かされた動画の一例

新富裕層 vs 国家~富をめぐる攻防……(1)
新富裕層 vs 国家~富をめぐる攻防……(2)

派遣切り 派遣という働き方
派遣社員の、はい上がれない現実
ブラックバイト・パート・派遣の実態