(目次)
………
人間の心の燃焼について
………
日本という燃焼炉
………
ドラッカーの予言
と
日本の未来への期待
………
………
………background Performance………
………
明治維新で活躍した人々
………
人間の心の燃焼について
燃焼について「ウィキペディア」を引くと
こういう風な
物質の化学反応について説明している。
一方、
こちらのページでは
化学反応の他に
(比喩的に)情熱やエネルギーのすべてを
注ぎ込んで事にあたること。
「生命を-し尽くす」
……という意味についても言及している。
いずれにせよ、
「物質」や「心」が或る特殊な状況下
に於いて変化を余儀なくされた場合に
或る一定量の
エネルギーを放出するのは自然の摂理
である事は確かな事実であるようだ。
………ところで、
物質が変化を余儀なくされた場合に
或る一定量の
エネルギーを放出する或る特殊な状況には
根本的に異なる2つのケースがある。
上記した「ウィキペディア」の説明は
その内の一種類、
すなわち科学反応によるエネルギー放出
の説明をしている事になる。
物質がエネルギーを放出する、
二番目のケースは
物理反応としての核分裂や核融合である。
前者は古来から、…というか
大昔、原始人類の時代から知られていたし
使いこなされていた訳であるけれど、……
後者のエネルギー放出を人類が知ったのは
本当に最近のことである。
人類が物理反応としての核分裂や核融合
の存在を感知し、
そのメカニズムを理解し、
そのエネルギーを使いこなせるようになる
までの歴史を考える時
私はワクワクしてしまって
とても黙ってはいられなくなってしまう。
………だから、こんな風な
「ふつうの人」にとってはどうでもよい事
を興奮しながら書き綴っている訳
なのだけれど、………
もしも万一
この件に御興味がおありの方が
いらっしゃったら
お暇の時で結構なので
ぜひこちらのページを御覧頂きたい。
全体で1時間47分に及ぶ長編なのだ
けれど
E=mc²~アインシュタインと
世界一美しい方程式~という
NHK国際共同制作番組の動画を
A・B・Cという3つの章に分けて
御紹介している。
………………………………………………………
………以上、
ここまでは
それなりに必要な前置きなのであって、
「今回の記事」で扱いたいのは
上記の部分で御説明した
物理反応としての核分裂や核融合による
物質のエネルギー放出にも例えられる
………
人間の心のエネルギー放出
つまり
人間の心の燃焼
について、……
………のお話である。
日本という燃焼炉
太古の人類が使っていた「焚き火」も
現代人が使っている「車のエンジン」も
こういう科学的な意味での「燃焼」として
物質が変化を余儀なくされた場合に
或る一定量の
エネルギーを放出する或る特殊な状況
を作り出している事には変わりない。
木やガソリン等の物質は
酸素の豊富にある場所で発火点以上の高温
に出会うと「燃える」のであるが、………
………人の心が「燃える」現象を
上記した物質の「燃焼」になぞらえて
考えると
色々と面白い例え話をする事ができる
ようになる。
………その意味で
人は炉やエンジンというシステムの中で
燃えている木や石炭やガソリン
………のようなものだ。
………と言えるだろう。
国家を
その中に居る人々の心を「燃えさせて」
そのエネルギーによって走っている
自動車や列車や船や飛行機
に例える事も出来る。
「国家」という組織体が
「国民」の心を「燃えさせる」方法は
様々だ。
中国は中国式の「燃焼炉」「エンジン」
を持っている。
アメリカはアメリカ式の、
イギリスはイギリス式の、
ドイツはドイツ式の、
イタリアはイタリア式の、
日本は日本式の「燃焼炉」「エンジン」
を持っている。
現代の世界に於いて
各国の「燃焼炉」「エンジン」は
競い合うように進歩し続けている、……と
私には感じられていて、
その中でも独裁主義を基本原則とした
中国の「燃焼炉」「エンジン」は
インターネットやAI技術に適応しつつ
高度に効率的な燃焼方法を完成させて
他国を圧倒し始めている
………ように
感じられてならなくて、………
現在の日本は
………そういう隣国の侵略的な動きの
脅威に晒され始めている
ように感じられてならない、
のである。
こうした危機的状況に対して
現在の日本という国が大転換を起こす時
日本人の心に生ずるはずの
平時とは異なる
特殊な「燃焼の仕方」に関する私の直感
を
極端に単純に、直感的に、お示しして
この記事を終了させて頂きたい。
ドラッカーの予言
と
日本の未来への期待
「ネクストソサエティ」という本の
日本の読者へ向けた序文
「日本の読者へ」の中で
………
現在に至るまでの
失われた20年間に於いて
日本が陥っている経済的な問題について
ドラッカーは次のように主張している。
………………………………………………………
日本の読者へ
………
日本では誰もが経済の話をする。
だが、
日本にとっての最大の問題は
社会のほうである。
………
………
この40年あるいは50年に及ぶ
経済の成功をもたらしたものは、
社会的な制度、政策、慣行だった。
………
その典型が系列であり、
終身雇用、輸出戦略、官民協調だった。
………
………
多くの人たち、特に海外では、
それらの制度、政策、慣行を
日本の古い伝統だとする。
………
しかし、
私が初めて日本を訪れた1950年代には、
まだそれらのものは生まれていなかった。
………
………
いずれも思い切ったイノベーションだった。
………
そのすべてが、
その種のものの平均耐用年数を
はるかに越えて有効に機能した。
………
中略
………
日本の社会的な制度、政策、慣行は、
1990年ごろまで有効に機能した。
………
だが、
もはや満足に機能しているものは
一つもない。
いままさに、再び新たな制度、政策、慣行
が求められている。
………
………………………………………………………
………ところで、
今年は日本が敗戦した1945年から数えて
73年目である。
1945年の77年前、
つまり1868年は明治元年になる。
これは私の希望的な仮説
或いは「変人」としての直感
に過ぎないのであるが、
私には
日本という国は大体70~80年毎に
とてつもない大変革を起こす国のような気
がしてならない。
………だから近い内に「それ」が起こる
ような気がしてならない、
のである。
………この仮説、或いは直感には
それなりの理由がない訳ではない。
今の段階では
………その点についても
今後の記事の中で少しずつお話していく
つもりである、
………としか言えないのだけれど、………
一つだけ明言できるのは
その直感は
日本という国の長い歴史を前提として
最近の国際状況や国内状況を
自分なりに冷静に観察し続けた結果
に基づく
私なりの冷静な思考から
必然的に生じて来ているものである、
………この点についても
ドラッカーは日本という国に対して
次のような面白い指摘をしている。
(日本は)一夜にして180度転換するという
信じられない能力を持っている。
………
日本は劇的な転換が得意である。
一定のコンセンサスが得られるや、
直ちに転換する。
………その180度転換は
今から73年前の1945年に発生し、
その77年前の1868年には
明治維新という大転換が発生した。
………だから、そろそろ、………………
………という事なのであるけれど、………
例えば明治維新という大転換の時期
についても
終戦当時の大転換の時期に関しても、
他の全てに対する事柄についても
私の考察は、
自分なりに物事の深部に到るまでの観察を
貫こうとする意志に基づいた命がけの行為
なのであって、
単純な遊び事でない事だけは
申し上げておきたい、………と思う。
………………………………………………………
………というような次第で、
………最後に
現在の日本という国が大転換を起こす時
日本人の心に生ずるはずの
平時とは異なる
特殊な「燃焼の仕方」に関する私の直感
を非常に短い言葉でお示しして
今回の風変わりな記事の結び
とさせて頂きたい。
………………………………………………………
………
「E=mc²」
………
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………background Performance………
………
………
明治維新で活躍した人々
………
………
★明治天皇★………★徳川慶喜★………★岩倉具視★
………
★大久保利通★………★西郷隆盛★………★勝海舟★
………
★坂本龍馬★………★吉田松陰★………★高杉晋作★
★高杉晋作の古事記演説★NHKの大河ドラマ「花神」より
★木戸孝允★………★福沢諭吉★
………
………
★幕末時代の日本の風景や名を残した人物たち★
………
★幕末に撮影された偉人の写真15選★
………
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