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2019年12月30日(月) 午後4時50分
………
モーツアルトの子守唄

「人間はひとくきの葦にすぎない」という
パスカルの言葉には続きがある件

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以前こんな記事をアップした事がある。

上記でリンクした記事の文末の部分を御覧
頂きたい。
 

カエルに人間と同じ意識や
思考能力があったらどうだろう?
………
自分が生きている周囲の地形や
近くにいるはずの蛇やカラスやネズミや
イタチなどの動物の事や
やがて来るはずの冬の事なんかを
考えたり心配したりするに違いない。
………
………
………そんな事があるはずはないけれど、
もし、そういうカエルがいたら
怖くて生きてはいられないだろう。
………
………
そして
自分はそういうカエルのような存在なのだ
………と実感した。
………
………その実感は今でも変わらない。

………
………
「人間は考える葦である」という
パスカルの言葉が心に沁みる。

………
人間はひとくきの葦にすぎない。

 

………
一見したところ
非常に悲観的な言葉だと感じられるに
違いない。

しかし、
上記で引用したパスカルの言葉には
その続きがある。

引用した「Wikipedia」の記事にある
当該する部分を御覧頂きたい。
 

人間はひとくきの葦にすぎない。
………
自然のなかで最も弱いものである。
だが、それは考える葦である。
………
彼をおしつぶすために宇宙全体が武装する
には及ばない。
蒸気や一滴の水でも彼を殺すのに十分で
ある。
………
だが、たとい宇宙が彼をおしつぶしても、
人間は彼を殺すものより尊いだろう。
………
なぜなら、彼は自分が死ねることと、
宇宙の自分に対する優勢とを知っている
からである。宇宙は何も知らない。
………
………
だから、われわれの尊厳のすべては、
考えることのなかにある。
………
われわれはそこから立ち上がらなければ
ならないのであって、
われわれが満たすことのできない
空間や時間からではない。
………
だから、よく考えることを努めよう。
ここに道徳の原理がある。

 

上記で御覧頂いたパスカルの言葉に対する
Wikipediaの解説を引用する事によって
この項の結論とさせて頂きたい。
 

有名な「人間は考える葦である」とは、
………
人間は
自然の中では矮小な生き物にすぎないが、
考えることによって宇宙を超える、

………
………という
パスカルの哲学者としての宣言を表して
いる。
………
………
それは
人間に無限の可能性を認めると同時に、
………
一方では
無限の中の消えゆく小粒子である人間
の有限性をも受け入れている。

 

実は
この先にも更にパスカルの思考は続いて
いて

その部分では「考える事」よりも
もっと大切なものである「愛」についての
考察が展開されているのだけれど、

………
それを言い出したらのでキリがなくなるので、

とりあえずここでは
 

人間は
自然の中では矮小な生き物にすぎないが、
考えることによって宇宙を超える、

 

………という
パスカルの哲学者としての宣言を
再度
確認するという事で話を終了させて頂きたい。
 

 

 

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モーツアルトの子守唄
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